お酒の色でわかる?混合指示薬のひみつ

お酒を知りたい
先生、混合指示薬ってなんですか?お酒に関係あるんですか?

お酒の達人
良い質問だね!混合指示薬は、いくつかの指示薬を混ぜて、より色の変化で見分けやすくしたものを指すよ。お酒の酸性度を測るのに使われることもあるんだ。例えば、清酒の酸度を測る時に、ブロムチモールブルーとニュートラルレッドを混ぜた混合指示薬を使うと、中性付近で色が変わるから分かりやすいんだよ。

お酒を知りたい
へえ〜。色が変わるんですね!でも、なんで色が変わるんですか?

お酒の達人
指示薬は、溶液のpHによって構造が変化する性質があるんだ。その構造の変化によって、吸収する光の波長が変わるので、色が変化して見えるんだよ。
混合指示薬とは。
お酒の酸味を測るために使われる『混合指示薬』について解説します。混合指示薬は、ブロムチモールブルー(BTB)とニュートラルレッド(NR)という二つの成分をアルコールに溶かして作られます。清酒などにこの混合指示薬を加えていき、色が淡緑色になったときが中性で、pH7.2付近を示します。
お酒の酸味とpHの関係とは?

お酒には、ビールやワイン、日本酒など、さまざまな種類がありますが、それぞれに異なる酸味を持っていますよね。例えば、レモンのような爽やかな酸味や、ヨーグルトのようなまろやかな酸味など、その個性は様々です。
この酸味の強さを表す指標となるのが「pH(ピーエイチ)」です。pHは0から14までの数値で表され、pH7が中性、それより小さいと酸性、大きいとアルカリ性を示します。
つまり、pHの値が小さいお酒ほど酸味が強く、大きいお酒ほど酸味が弱くなります。例えば、レモン果汁はpH2程度で強い酸性を示し、ワインはpH3〜4程度、日本酒はpH4〜5程度とされています。
お酒の酸味は、味全体のバランスを整えたり、風味を引き締めたりする上で重要な役割を担っています。pHについて理解を深めることで、お酒の味わいをより深く楽しむことができるでしょう。
混合指示薬ってなに?

みなさんは、理科の実験で「指示薬」を使ったことがありますか?リトマス試験紙やBTB溶液など、溶液の性質によって色が変わる薬品のことです。
では、「混合指示薬」はどうでしょうか?混合指示薬とは、複数の指示薬を混ぜ合わせることで、より幅広いpH変化に対応できるようにした指示薬のことです。pHによって色が様々に変化するので、まるでカクテルのように色鮮やかなのが特徴です。
この混合指示薬、実は身近なお酒の色にも関係しているんです!次の章から、詳しく見ていきましょう。
ブロムチモールブルー(BTB)とニュートラルレッド(NR) – 2つの指示薬-

理科の実験でなじみ深い、ブロムチモールブルー(BTB)溶液。酸性からアルカリ性に変化すると、黄色から青色へと鮮やかに色が変わる様子を観察した方も多いのではないでしょうか。
実は、お酒の色にも関わる指示薬が存在します。それが、今回紹介するブロムチモールブルー(BTB)と、ニュートラルレッド(NR)の2種類です。
BTBは、酸性からアルカリ性に変化すると黄色から青色に変化します。一方、NRは酸性で赤色、アルカリ性で黄色を示します。それぞれの色の変化を組み合わせることで、溶液のpHをより細かく知ることができるのです。
混合指示薬で色が変わる理由

お酒の中には、無色透明なものから、赤や茶色など様々な色をしたものがありますよね。ビールの金色やワインの赤紫色など、お酒の色は、原料や製造過程で生まれる成分によって決まります。では、酸性やアルカリ性を調べる「指示薬」を混ぜると、お酒の色はどう変わるのでしょうか?
実は、指示薬には、リトマス紙のように単体で使うものの他に、いくつかの指示薬を混ぜ合わせて使う「混合指示薬」と呼ばれるものがあります。この混合指示薬は、溶液のpHによって色が細かく変化するという特徴があります。
例えば、酸性からアルカリ性に変化するとき、赤→橙→黄→緑→青→紫といったように、まるで虹のような色の変化を見せるのです。
つまり、お酒に混合指示薬を混ぜると、その色の変化から、お酒がどれくらい酸性なのか、あるいはアルカリ性なのかを判断することができるのです。普段何気なく飲んでいるお酒も、指示薬を使うことで、その性質をより深く知ることができるかもしれません。
清酒の酸度測定:実践編

日本酒の味わいを決定づける要素の一つに「酸度」があります。酸度は、日本酒に含まれる有機酸の量を表す指標で、爽やかな酸味はキレの良い後味を生み出し、味わいに深みを与えます。しかし、酸度は数値として目に見えるものではありません。そこで登場するのが「混合指示薬」です。
混合指示薬は、特定のpH範囲で色が変化する性質を持つ薬品です。酸度測定では、清酒に混合指示薬を加え、色の変化を観察することで、酸度を測定します。
具体的には、まず、清酒をビーカーに取り、そこに数滴の混合指示薬を加えます。すると、清酒の色が変化します。この色の変化を読み取ることで、酸度を測ることができるのです。
混合指示薬の種類によって色の変化パターンは異なりますが、例えば、フェノールフタレインという混合指示薬は、酸性では無色、アルカリ性ではピンク色に変色します。
清酒の酸度測定は、酒造メーカーだけでなく、家庭でも専用の測定キットを用いることで可能です。自分の好みの日本酒の酸度を知ることで、より深く日本酒を味わうことができるでしょう。
